映画感想『マトリックス』
就職できるまで他のことができないモーダルに罹患した。
あぁ一度就職できたはずなのに、休憩時間を潰してまで仕事することが事務所のルールとして強要されるため、辞めてしまった。
そのため、やる気を見せるためにも情熱の赤を纏い、全身真っ赤な服装で就職活動に挑む。
私は徹底して赤を選ぶ。必ず前進する。
無職の私は現実では考えられない立場であるはずなので、気分転換に青いスーツを身にまとって映画館まで移動する。
タイトル：マトリックス
今回は、シリーズの最新版を鑑賞した。
学生時代からだいぶ間があいた。
初代『マトリックス』上映していたはずなので、中学時代だろうか。
それから20年以上経過した今、新たな『マトリックス』が誕生した。
私は永遠の16歳なので、初代から数えて1年後ぐらいに今回の映画が出たわけだ。
なかなか歳を取らないというのも時間感覚が狂ってしまい、戸惑いの元だな。
なんやかんやあろうが、戸惑わないための対策を講じる必要があるのは確かだ。
スーツの色を買えるだけでなく、たまには違うサングラスをかければ気分転換になると思ったが、今まで一度もサングラスを掛けたことがなかった。
むしろ、1つも持っていなかったよ。
モブなのだから仕方ない。
選んだ青のスーツを着こなしながら鑑賞することにした。
赤を選ぶ話どこへやら。
どんな状況だろうが、いい日ではなく素晴らしい日を過ごせるように心がけることを忘れてはならない。
いい日を嗅ぎ分けるためにも犬を飼いたい。
ドッグリックスとでも名付け、本当の現実を露わにさせることを仕込むか？
以下、ネタバレ。
初代の上映から3部作で完結した。
その3部作から今作に続くはずなのだが、主人公は幻覚に陥っているのか、ゲーム開発者として過ごしている。
しかし、目線を落とした先には、目の前にいる人とは違う人の影が見え隠れしてしまう。
幻視にも苛まされているようだった。
前作で自由を手に入れた『フリー・ガイ』じゃないか。
何に束縛されるのか不思議だったが、デジャブがある。
なぜかしら何度目かを味わっている感覚がある。
そして、奇妙なことに、現実が幻想で、幻想が現実のようにも思えてしまう。
そんななかでモーフィアスを名乗る黒人が現れた。
初代のモーフィアスと異なるのだが、その辺りも含めて自己紹介をしている。
しかし、鑑賞者としては代替わりした理由が知りたいのだよ。
そして、薬を渡される。
2種類から選べと・・・。
気づけば、ここは仮想現実であり、本当の現実ではないと説明を受ける。
本来はもっと爺さんだ。
なかなか歳を取らないというのも戸惑いの元であり、歳を取らない理由を仲間も説明できないようだが、現実でない証拠だとと押し付けた。
なんやかんやあり、仲間も服装を変え、いつもとは違うサングラスを掛けて気分転換をはかった。
そして、敵を倒す。
前回敵だったスミスも出てくる。
ここでも初代のスミスと異なるのだが、その辺りも含めて自己紹介をしている。
しかし、鑑賞者としては代替わりした理由が知りたいのだよ。
理由を知りたい感覚は何に束縛されるのか不思議だったが、デジャブがある。
しかし、めでたく敵を屈服させることができた。
そして、前作同様(?)空を飛び去っていく。
仮想現実だろうが、本物の現実だろうが、いい日ではなく素晴らしい日を過ごせるように心がけることを忘れてはならない。
今どきマトリックスで素晴らしい日が過ごせるようになると思うか？
猫を覚醒させ、キャトリックスさせたほうが受けがいいと思うが？
その前に、大学時代同じだったらしい人が新卒の会社で先輩として働いていた。
未だに連絡をとっているのだが、連絡しているだけで仲がいいわけではない。
数年前の金の貸し借りで、未だに返って来ていない。
貸し借りと言うほどではないため機にしていないのだが、問題はそこではない。
無責任な行動が問題だ。
私の発言には、首根っこを押さえるほど騒ぎ立てるくせして、自分の時はなぜか逃げ続けるという・・・。
しかも、わたしの発言を勘違いだったことに気づいた時はあっけらかんとした態度で終わる。
何のために攻められたのか・・・大変悲しい。
しかし、自分こそが正義だと言わんばかりに拳を振り上げられるほど自信に満ち溢れた態度は見習いたいと思う。
とは言え、どんな目標を持とうが、先輩のように周りに無関心にはなれない。
どうしても周りが気になってしまう。
困った。
以上。
追伸。
続編がありそうでなさそうな終わり方だった。
学生時代面白かった記憶から今回鑑賞したのだが、良く考えたら2作目や3作目は途中で見るのを辞めたような気がする。
そのため、よくわからないところが出てきたな・・・見返そうかな・・・。
まずは、無職から抜け出す必要があるため、青スーツを着て、ハローワークに行こう。
結局マトリックスとゲームは全く関係なかったという・・・。
以上。
